Tuesday, May 11, 2010
ああ ああ ああ
シューカツで嫌々ながらも自分の「強み」だとかを云々するときに、「行動力」というものを掲げてしまっていたりしたわけなんだけれど、ここ数日思ったのは、今まで自分が客観的に行動力を発揮するのは、プラグマティックなリスクはあっても、感情的個人的(に自分を傷つける)リスクがないときだった。日頃、合理性とか割り切れるものに対して忌避感を持っていたくせに、感受性が云々していたくせに、自分の感受性も碌に対処できない――というか、感受性も錆々。感情で動くか理性で動くかっていう二極論は罷り通らないのを承知で、どっちに比重をおくか(って考えている時点で理性派なわけだが)となると、人生ここ一番大事なところは感情を優先すべきなんだろう。どんなヘマも落ち込みも人生の肥やしにはしていきたい覚悟はあるけれど、「どんな」(すべて)でもないんだろうな。(リスクをとることに対して)臆病だな自分、(自分の感情に自信を持てないことに対して)小心者的に慎重だな自分etc言いつつ、自分の本能というもの(があるという前提で)との折り合いをグダグダ考えることが、かつて自分がよく云々していたバランス感覚というのだとしたら、私はやはり私の憧れていた天才でも奇人でも変人でも強く逞しい凡人でさえもないということが最近よく分かった。