Thursday, December 30, 2010

行方

書かないと気持ちの整理がつかないから個人情報もへったくれもなしに書く。


年甲斐もなくあるひとが好きであることにようやく気づいた。誰かと付き合うということは、大体においてその人の他の人との関係をかなり限定・制限・拘束していることに無自覚になりがちだけど、お互いに罪深いことは忘れちゃいけないと思う。

レトリックが、意図が、隠喩が直喩が、酔いが醒めてからよく考えてもよく分からない。全く分からない。

最終の地下鉄を一駅乗り過ごし(乗り越し分40円払って数km歩くってどんだけ)、脱ぎたくなるような(じゃ履くなよって感じだけど、こんなに歩かない分には問題ない)自分最高ヒールの重い脚を引きずりながら、星も月も滲んで見えねーよetc毒づきつつ、勢いで友達にメールし(真摯に向き合ってくれる良き友に感謝感激)、立ちションの流れなのかテレフォンセックス中なのか、携帯で話しながら性器を握る堅気じゃなさそうな男と遭遇しつつ、帰宅。

自分にとって都合の悪い方をとってどん底ぶるのは私の常套手段なわけですが、私の被害妄想(向こう曰く、自分がずっと気があってもいざ相手がそれに気づいて来られるとダメ=これはリアルに今の私のこと)の可能性も大いにあるけど、ただ彼なりの一般論を述べているともとれなくもない・・・。ただ、私の被害妄想が妄想でないことを補強するであろうと思われる台詞や話も多く、多分だめ。ただ彼はその後、この私の予想を裏切るかと読めるようなつぶやきをしていて、しかもメールの返信が非常に何でもないかのように紳士的というか、麻木久仁子的に言えば優しい嘘なのか、ともかく、私の邪推がパーになるような感じで、まじよくわかんない。まー少なくとも7:3で私の邪推が確からしいとは思うけど。

よし、私の理解が正しいという方向(=私の想いは成就しない。気づくのが遅すぎました自業自得ね)で行くけど、結構クルわ。あー切ない切ない。格好つけて身を引いて。

男女の友情の均衡を破るとき、試されるのは己の所謂「人間性」。友達だと思っていた男友達が、みなその間にあるある種の緊張感(同性間にはない)で繋がっていたとしたら、分かっちゃいたけど何て孤独なのかしら。

そういえば、中高時代から本当に好きな人とは実ったことがない。2010年てんこ盛り、ネタばかり蓄積されていって、荒まないようにしよう。ああ。

秀逸!2









どっかから漏れたらしい上がる前の筑波のポスターが結構秀逸。微妙なのもあるけど、そういうspiritsっていうかmentality大事にしてる学校は多いはず。東大だとどうなるかな、センスないからちょっと思い浮かばないけど。公募したらいいのが出てくるはず。

Monday, December 27, 2010

作為もjudgeもなしに無心だけどたまに俯瞰して

"She just takes my breath away. She became the music. --- The beauty of her skating is, she really feels this music, is really seamless with this choreography, just looks so natural and just draws you in." (Mao Asada - 2006 SA SP)

素人目にも、浅田真央の進化っぷりが、プログラム的には未完成なれどその身のこなしにじんじん見てとれた。タラソワの作り込んだプログラムを全身で消化するというよりも、安藤美姫のようにいかにもな得点稼ぎというよりも、もはやそういう「作為」を全く感じさせない所作というか。とくに今期のEXがそう。翻って4年前のスケートアメリカの解説者のコメントがまさしく今の彼女にさらに相応しい。わざとらしさがない。書道に通じるかも。そのレベルに達するには相当の達観が必要。

自分の生活は何だ、作為だらけ、わざとらしい。がむしゃらに生きれば自己生存が何よりもの目的で、考える余裕もないと嘆くくせに、いざ感情を挟む余地を入れれば、手垢に塗れた既視感でいっぱい。すべてを超えることなんてできるんだろうか。

もうひとつ。ほぼ確実に進歩していくスケーターたち。「知識や経験なんてのは饅頭の皮」とのたまわれたかの人的には、私の面の皮は厚くなっていくばかりか。

経験ってなんだらう。できる限りひとつひとつを咀嚼し消化し臓腑に落とさせて私の血肉と、私の核となるのではなかったか。進化とも退化とも呼ばない。どちらが前?君の向いているほうが前、なんて受験生への檄文だけで結構。進化でも退化でもなくていい、蓄積による化学反応で病気が出てもいいしビョーキになったっていい。飼い犬程度の学習能力は備わっているとしてもしなくても、私がホモサピエンス、ヒト科で生きて死んでいく限り、目出度い感じでも残念な感じでも、天文学的量の中のひとつのサンプルにはなる。無様だって転落していったってお花畑的幸せだって、人間である限り特別な解釈なしに面白い。

でも、何であれ、そのひとつひとつを誇っちゃいけないし、哀れんでも後悔しても美化しても正当化しても、要するに解釈すべきでない(judgeしてはいけない)。歴史学。濃淡も優劣もない。スケートだと分からんから書道にすると、「偶然を装った作為」さえも超えた領域、確かに必然でもないのだけど、「これはこうなったのだ」「そのとき私はそう判断したのだ」ということだけ。そして今微笑むだけ。ただその絶妙なバランスが難しすぎる。


Sunday, December 26, 2010

秀逸!(小町から)

私は32才子供が二人いる結婚5年目の者です。若い頃、私の生まれた人生というのは何なんだろう?とか自分自身について知りたいと思っていました。生きることの謎、生まれたことの謎みたいな感じで。

今日、何気ない休日、洗濯物を畳んでいる私の側で子供と遊ぶ主人の横顔を見て突然気づきました。

「人生だ」と、主人に「結婚前、恋愛をしたり失恋したり、夢に向かって頑張ったり挫折したりいろいろと、生まれてから今まで経験してきたけど、その一つ一 つは人生の一部だった、でもあなたの顔を見ていたら何かその全部を感じた。すごい、あなたは私の人生だね、びっくりした」と言うと。「そうだよ、俺もだよ。長いよこれからも」と主人は笑顔でした。

私は主人と結婚して自分自身の人生を感じることができました。魔法の言葉ではないのですいませんが、今日不思議な気持ちになったのでレスさせていただきました。


言いえてすごく妙。一部でしかない、一部にもなりえないのなら、それは違うってことだ。

追伸:そこまで言い切ってしまえるお目出度さというのもひっくるめて。

Saturday, December 25, 2010

still okay

歯医者の帰りに後楽園で買おうかと思ってたけど結局何も買わない買い物。いる人間の85%(筆者の感覚調べ)が異性を連れている、さすがに日本のイヴ。人間は、日本人は、まだ大丈夫だ。


政府主導でもマスコミでも利益団体業界でも何でもいいけど、「恋人たちが一緒に過ごす日!」っていう社会的圧力がクリスマス並みに働く日を増やせば人口政策にもなるし経済もまわるんでは。ついでに国民幸福度も微増するかもw

Thursday, December 23, 2010

got a crush?

I don't know how many days I can keep, but I might get started again recording everyday life? I think I've got a kinda crush on him; a childish one, I'm pretty sure it won't come true and I'm almost giving up, though. I'm too old enough.

When I began to admit it, I got a parcel from my ex at this last, last moment and he dared to enclose a B5-sized letter with the book I lent him in it, saying almost nothing (with one kanji mistake) but ended up saying like "you're gonna be 10 times busier soon. Don't push yourself too much and good luck". Does it sound sweet? Not at all to me actually. Sarcastic! It sounds like I've been doing nothing like a leisured person, he must have been aware that I had been more than exhausted mentally and physically at deadly hectic life, though? Okay donkey, I know very well he believes that he himself is the busiest person and satisfied with it. What a naive, blessed man. I've learned literally a lot from this half a year.

I took a whole day off today (called Emperor's Birthday. Big thanks to him!), doing nothing, lying down on the bed, watching SATC on my laptop, sipping my favorite soy juice (oh you never know what it is if you're not Japanese? I'm loving it)...although I stayed at home the whole day long, somehow I feel quite refreshed. Here comes my supposed-to-be last winter vacation as a student (I do hope so) with a pile of stuffs to cram into my tiny brain for the coming finals.

I'm having a small nabe party at my place with my two cute male friends on Christmas night. (Here in Japan, stupidly, there comes a kinda social pressure on the young to stay with boy/girl friend in Christmas night, so we're having this plan!) I'm just hoping we won't all end up in grumbling why we remain single the whole holy night! I'm curious why most of my beloved male friends are single and always moan in front of me that they are but none of them eventually picks me up at all, and indeed I think nobody regards me of woman...SATC drives me to write these snobby things.

Wednesday, December 22, 2010

ざくっと考えてることも含めて近況報告

実に実に久方ぶりにここに向かう覚悟と余裕ができた、のかあるいはもはや迫りくる年の瀬の重苦しさとけたたましさに耐え切れなくなった筆者がただ惰性で免罪符代わりに座るのかは定かではなく、おそらく読者の皆様(なモンいるかと合いの手を入れるのが日本的ないし筆者的謙遜フォームに思いきや、記録上はコンスタントに訪れてくださる方がいるので)が一番ご存知かも。

事実からシンプルに書こう。9,10月自らに課したオーバーワークにより慢性的体調不良(体重減少、窶れ、抜け毛)を招き、雪崩的に遂行した被告人との逃避行+仏語学1ヶ月留学(ホームステイ、バラ珍再会s)は色々ありーの、回避放棄した憲法2部と日本政治外交史の追試を極限的精神状況で受けて(前者の勉強時間当日朝3時間)教授らの寛大な恩赦により通過、帰国後は労働量を緩め普通に朝から夕方まで授業に出てノートを取るという生活、今外から聞こえるのは「火の用心」。

私は愛を知らない。この至上命題の克服に全精力を費やした時期が幾度かあったけど、疲れたので無期限休憩。オーバーワークの後から自分の顔が変わったように思う。目が硬くなった。物理的に「固い」のかどうかまで分からんが、写真なんかで見た感じ硬い。光栄にも(!)あの勝間和代に似ていると言われる昨今はただ正直な反応なのかも。かつて会う人殆どに仲間由紀恵と呼ばれた中高時代はいずこ(笑)問題はそれが肉体的なものによるのか精神的なものによるのかということ。精神的なものであれば以前の状態に戻るのは至難の業。危機。まあ、そもそも○紅パリ支店の有名人に「お前は核がない」呼ばわりの栄誉を受けた身に危機を生じさせる「モト」もあるのかという突っ込みも。(に対して「核廃絶運動」したらと言ってくれる友達に(数ヶ月前から)胸キュンなんだけどw、私の片思いは絶対に実らないことになっているのでその前提で行きまする・・・ただ女友達曰く、私が「女の眼差し」を封じ込めてしまうのがその要因のひとつだと。「(あなたは男友達よ)」という目線を無理して貫いてたら相手にいくら気持ちがあったって実るモンも実らんと。もっともらしいっすね。でもさぁ、たまぁに(たまにですよ、たまに)男友達に男の目線を向けられると(やっべぇ)と思って本能的に変えちゃうんだよね。「(あなたのことはなんとも思ってないのよ、私なんかにそんな気起こされたら気色悪いだけでしょ、良かったね)」目線に。必死な自己防御ね。これだからお一人様は自明だわ。→閑話休題)


括弧内で脱線したからそのまま脱線が伏線だったことにします。未婚率、とくに30代前半男性のが高いのは非正規雇用が~とかバブル崩壊後の~とか無縁社会で~っていう耳タコ説明を今更さも新しいかのように有難がって拝聴する輩多し。間違いじゃないし、そういう要素ももちろん多分にあるだろうが、違うっすよ。発言小町と2chを御覧なさいよ、希望学者やアタマ左・財布右(named by井上センセー)の政治屋ども。恋愛結婚至上主義とそれこそ近代化都市化に伴う共同体的人間関係の希薄化(=おせっかいおばさんの消滅)という時代の流れに沿って、結婚がいつしか、少なくとも一人のまったき他者を愛し愛され共同生活を営める「素晴らしき」人間性の証明、ギャランティーになってから、そのハードルの高さに慄く屈折者の怖気づき諦念が拍車をかけたのだよ。派遣で安月給でも幸せな家庭を築けている奴らは絶対結構いる。高収入で自立しながら結婚を望む男女が婚活市場の餌食になって犠牲になって挙句に「人間失格」の烙印を押され(自分でもその「押す」作業を時には手伝いさえもするような、ある視点からは卑屈で、良く言えば謙虚な人たちだと思う)市場から締め出されている。


無償の、何の見返りも求めない「正しい」愛の形を自分も一度は経験or踏襲してみないと、人間としてどうかと・・・という思考は既に自分の人間性判定テストという究極の自己中に支えられてる。だから多分無理。永遠に無理。これが今のワタシ。客観的に見て愛し愛されてますね的関係性に例え身を置いたとしても「自分は幸せだ」という何の他意もなさそうな(単純にI am happyというだけのこと)感情が、「だから何なのだ」という自主的突込みに対して、それだけシンプルにはいられない。「だから・・・?良かったなと思って」「何が良かったの」「こういう状況にある自分が」という論法?謙虚さが引っ繰り返ってワタシったら元々御目出度いのよって開き直ったら尚のこと。


こうやって核なし人間は、いかにも核のなさそうな、生まれなさそうな素地を既成事実化していくのであります。


人生は選択と決断の連続。ある可能性を排除して、ある可能性を呼び込む、不断の営み。それを嬉々としてやる人間(仮に「ビジネススクール型人間」とする)には、とりあえず己のチョイスに結果的には満足(というか、だってそれ以外の道を採りえなかったのだから歴史的ifとしての比較はありえない)しつつも、いちいちそこに躊躇と留保を「知的営為」だとして付与していく人間(仮にこれを、東大法学部第三類に多いけど、その中から国際関係論大好きグループを思いっきり除いた、残った彼らのことを、「アクチュアルなものには慎重に型人間」とでも呼びましょうか。筆者はここに入るのかなぁ)の思考回路などに心からの共感はできまいよ、なぜならその逆も然りだからだよ、というのはお粗末様すぎるかなぁ。


そんなもんだから、クリスマスはシングルベールで独男らと世のカップル観察という予定。みーんな自分が大好き。キリストも究極のエゴイストだったように、我々みーんな自分大好き。だから世の中成り立つ。メリークリスマスin advance(笑)

p.s. 夜更かし久しぶり。明朝バイトないんだもん。で私の淡い恋心再び散る(笑)喋ってるときから賢い人だと思ってたけど(頭のいい人に魅かれる)fbとtwitterで見つけちゃって本当に頭がいいことを確認した。駄目なんだ、自分よりアタマがいいと恐れ慄いて身を引く、悪けりゃ失望して尊敬できない。久しぶりかも、こういうの。viva 高校生w