歳ばかりを食っていく。というか、歳ばかりを食っていっているのに、色々見失っていく。歳ばかりを食っているから、色々見失っているのかも知れないけれど。
あのとき、そのときの感情を堪えていたら、遂に何も思い出せなくなってしまった。そうして結局なかったことにされた出来事や自分や他者の感情はどこへ行ったろう。自分の感情はどこにも記録されていなくて、憶えていてあげられるのは本人だけだというのに。
色々消えてなくなっている。代わりにやってきたものは浅く、安く、そして薄い。
Tuesday, October 4, 2011
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