Sunday, July 20, 2008

世知辛い世の中

補講期間終了で、この3連休は「何もしない、を、する」をしよう。読もうと思っていた試験や就職には「uselessな」本を読む。有益にsurfer sur le net。擦り切れるほど(?)見て台詞まで覚えてしまったDVDをば。Talmudのゼミに参加していると言ったら怪訝な顔したテキサス君に放った己の言葉を反芻してみる。....Well, I know it's useless, but I like to do something useless. 無益なことと開き直って、それがジェネラリストか。結局何者にもなれぬ、中途半端な愚か者め。

将来が理由もなく不安になるのは、現在(いま)に思い煩わされることがないからか。ある意味幸せで、ある意味不幸。苦労していないということになるし。かと言って、ずっと苦しいままでは快く生きていくこともできやしない。人生の休暇か、(実際に!)試験勉強という名の。

高校のときに片思いしていたひとから、いきなり就職活動情報を求めるメールが。利用されているだけだって、当時から知っていたけれど、不覚にもときめいてしまうのは、まだまだ若いということか。あの頃のピュアな気持ちにはもう戻れないのに。歳を取ると、「純粋に」何かをするのはほぼ不可能になってくる。策略ではないけど、計算でも打算でもないけど、自分の将来に保険をかけて、守るものができて。失うものがない強さなんて持っているのは天才肌の芸術家くらいなものかしら。

いいじゃないの、私には今、(可能性として)失うものがある。学歴を手放したら?財産は?家族は?・・・今までの、今までの私の時間(じんせい)は?たかが20年ちょっとと笑われてもいい。保身に走るつもりはない。私の中の失えやしないものものは担保にだってならないかも知れないけど、少しの芯と歴史があれば、最終的には生きていけるだろうから。

結論:確かに守るものは多いけど、それが何よりの生きている証。でも仮にそれらを失っても、私の中の失えやしないものものらが、きっと手助けしてくれる。パウロ・コエーリョが言うように、世界中ではないかも知れないけど、私の見てきたものが、考えてきたものが。

こんなことを考えてしまうのは、気温の下がった夏の夜だからか、世の中が単に世知辛いからか。結論;大学に残るのは得策ではない・・・!

No comments: