Saturday, December 6, 2008

追悼

筑紫哲也に続いて、加藤周一までもがこの年に去った、と。2年前に生加藤を駒場で見たときに既にアブない感じだったから納得ではあるけれど。この2人については、色々言う人もいるだろうし、別に自分もファンでもなんでもないけれど、戦争を全身で知っている世代としては、ああなるより他ないだろう的見方もできる。戦後巨大知識人。自分の人生にある大きなことをしっかり受け止めて、全神経をフル回転させて、ずっと貫く。この2人に限らないけれど、巨人がこの世を去っていくというのは、もうどうしようもなく人類の損失というか、ぽっかり虚無感。

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