Sunday, September 7, 2008

どんなときも


氷上のプロポーズで一躍有名になってから、井上怜奈という人は本当にすごい人だと思っていた。最近、彼女がアフラックのCMに出ていて、これがまた泣かせる作りになっている。父親の死に、自身の癌、頭蓋骨骨折とPTSD、卵巣摘出、経済的な苦難・・・材料は揃っているわけだから、感動的なCMなんていくらでも作れるのだろうけれど、彼女の言葉が、笑顔が、すごく素敵なのだ。

「自分の好きなことをとことん追求して、そのプロセスを楽しむことこそが、人生の意味だと思うんです。プロセスって、いいときばかりじゃない。どん底のときもある。でも、今生きているんだったら、この瞬間を大事にして、悩むよりも楽しむほうがいい。私のチョイスはそっちですね。いいときも、悪いときも、人生を楽しんでいたい」

目新しいことを言っているわけじゃない。難しい言葉で難しいことを語っているわけじゃない。だけど、この平易な言葉の重みを重みとして、きちんと受け止められることを、私は誇りに思っていい気がする。 デモクラシーもプロセス、ゆえに人生もプロセス。何だってプロセス。

最近のマイスローガン。“タフに、フレキシブルに、どんなときも人生を楽しんで。大きな、大きな人になれ”

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